寒さも一休みで、過し易くなったかと思えば、他方、花粉の飛散時期に入り、こちらは憂鬱になります。
皆様はいかがお過ごしですか。今回は、最近の診察室の様子をお話したいと思います。
ご多分にもれず、当診察室にも情報処理技術の大波(IT化)が押し寄せ、今では最大で4面のモニターと
にらめっこをしながら、診察を進めています。
勿論、IT化の究極の目的は受診者の方々へのサービスの向上にあります。
具体的には、診断の礎となる医療情報そのものの質の向上、それによる診断の向上、医療情報の取り扱い
易さ(検索、閲覧、統計)、人為的ミスの減少による安全性の向上、指導時のスムーズな情報提供、待合での
受診者管理による待ち時間の短縮などがありますが、現時点では、これらを完璧に達成しているとは、正直、
思っておりません。IT化を進めながら、少しずつ、改善を図っているのが現状です。
また、診療はいざという時には、一クリニックでは完結せず、地域医療ネットワークが大事になります。
この時、スムーズな施設間の連携にはIT化は大きな力になり、今後、この面でも他施設との協力を深めて行こう
と思います。
一方、IT化の弊害として、診察室での受診者の方との対応が希薄になりがちで、これには十分に気を付けね
ばならないと、日々、戒めております。その他の弊害として、あってはならないことですが、報道でも耳にするシ
ステム障害や、情報漏えいがあります。
これらに対しては、受診者の安心を頂けるように、以前から全力を尽くしているところです。
硬いお話になりましたが、最後に、先日のある受診者の方との会話をお話して終わります。
この方は、診察室のIT化に感心され、この進化を褒めて頂いたのですが、私が冗談で 『 診断医も近々、
ロボットになるかもしれませんよ 』 と。すると、その方は 『 それはとても面白いかも! 』。 私 『 ・・・・ 』。
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